インド駐在

買出し休暇とは

インド駐在員になると会社によって「買い出し休暇制度」を設けている場合があります。インドに住んでみてわかるのは、とにかく買い出しが不便で欲しいものがあってもすぐには手に入らない場合が多いことです。この買い出し休暇制度について詳しく説明しますね。インド自体は不便でも、この制度を利用すればもっと便利に駐在員生活が楽しめます。

買い出し休暇制度とは?

インドでは買い出しが不便なこともあり、法定休とは別に会社が休暇になりさらには買い出し先の航空券やホテル代も会社が持ってくれる制度です。会社によって頻度は異なりますが、1年に1回~2回程度で、近隣の国に買い出しに出かけます。

もちろん、リフレッシュも兼ねて、ご家族で駐在員として住んでいる人は一緒に旅行がてら出かける場合もあります。もちろんすべての会社でこの制度があるのではなく、ない会社もあります。インドの場合は新鮮な野菜や生で食べられる魚や、ローストビーフなどの半生で食べる牛肉など鮮度がいいものはなかなか手に入らないので嬉しい制度ですよね。

特にインドの田舎になればなるほど、この制度が福利厚生として充実しているといいます。

買い出し休暇制度で人気がある場所

買い出し休暇先として人気の場所があります。せっかく年に2回程度、会社が費用を持ってくれて海外に行けるのですから、買い物以外にも楽しいひとときを過ごしたいものです。

(1) タイ
インドから近いことや、物価が安いことから人気の買い出し先です。日本料理の食材やお店も多いので、インドではなかなか手に入らない食材を求めて行く場合があるのだとか。移動時間は4時間程度なのであっという間に到着します。バンコク伊勢丹やフジスーパー、誠屋など日本でもあるお店を見かけられるのも嬉しいポイントです。特に伊勢丹ではレストラン街で美味しい日本食を楽しむこともできます。

(2) シンガポール
とにかく町並みがキレイで観光に来た気分で楽しめます。明治屋で日本食を購入することもできます。おしゃれなお店が多くチャイナタウンで中国気分を味わうこともでき、ディズニーランドなどで遊んだりして、買い出し以外のことも楽しめます。宿泊するホテルもおしゃれなのが嬉しいです。

買い出し休暇制度は、日本ではない便利な制度ですね。日本のようにどこでも美味しい食材が手に入らないインドだからこその制度ですので、覚えておくとより駐在員としての毎日を充実させることができます。