インド駐在

インドの住宅について

インドというと治安の悪さを心配する人も多く、住宅の安全性を心配する人も多いのではないでしょうか。実際にインドに住んでいる日本人の場合、どんな住宅に住んでいるのか?内見に行くときの注意点など、これから住居を構える上での注意点について紹介します。

 

 

インド駐在員の住宅事情は?

インドに駐在する時に大抵の人は駐在員としてまたは駐在妻としてで行くことが多いはずです。その場合、高級な3LDK以上のマンションに住んでいてメイドを雇っているなど、住んでいる状況は悪くないケースが多いようです。(家族の数によって3ベットルーム、4ベットルームなど決めます)

またインドではひとつの部屋に対して1つづつトイレとシャワー室があるため3ベットルームとなると3つのトイレがあります。

またアパートになるとサーバントルームという1帖のくらいの部屋があり

サーバント(お手伝いさん)を住ませることもあります。

 

日本の家のように6畳ひとまの小さな家なんてほとんどありませんし、日本の月何十万単位の家賃が発生するようなマンションもインドなら4~1.7万ルピ(62,000円以上~260,000円以内 ※レートによって異なる)程度の金額で住むことができます。

 

超高級タワマンのような外見のマンションでも、プールやスポーツジムがマンション内に入っているような住居だって、日本よりも格段に安い価格帯で住むことができます。それでメイドさん付きとなれば驚くほど生活が豊かになりますね。

 

インドで住居を探す時に内見で確認しておきたいこと

インド駐在が決まり物件を探すのであれば、できるだけ日系の不動産屋さんを探した方が余計なトラブルなどの心配はありません。

 

インドのオーナー事情や習慣などに違いがあるので、インド系の不動産屋さんにしてしまうと、トラブルの元になる可能性があります。もしもの時のアフターケアも安心できます。インドの物件の内見の場合、絶対に確認しておきたいのが「水回り」です。

 

新築のマンションのほうが水回りのトラブルが多く、排水管から水漏れしてしまうことも珍しくないのです。まず水漏れの跡があるかどうかを確認しておくと、後々安心です。またお風呂の湯沸かしで使うギザ(湯沸かし器)の大きさも重要です。

ギザとは湯沸かし器のことで日本のように蛇口からお湯はででこないため、20分くらいかけてシャワーに入る前にお湯をわかします。

 

ギザは、25リットルぐらいあるとゆっくりとシャワーに入れます。これよりも小さなものは借りる時に交渉するのをおすすめします。また隙間風が入りやすい建物かどうかも確認しておきたいポイントです。

 

インドの住居探しのポイントを抑えておけば、住んでからのトラブル防止にも繋がります。また住む予定の住居の隣人はどんな人なのかも確認しておきたいところです。同じ日系の人が住んでいる方が仲良くできる場合もあります。住民のマナーを考えるのであれば、ある程度の家賃をかけて住居に住んでいる方がマナーも良くインドの駐在生活が充実するはずです。