インドに駐在する時に車の運転には気を付けたほうがいい!そんな話を耳にしたことはありませんか。インドに駐在すると日本では到底考えられない車の運転マナーに驚かされることもあります。インドで駐在する前に覚えておきたい車の知識について紹介します。
インドでは運転しない!駐在員、駐在妻は運転手を付けるのが一般的
インドでは毎年13万人もの事故死者が出るといわれています。インドに駐在するようになって最初に驚くことの一つに、交通マナーがあるようでまったくない、日本では考えられない荒々しい運転が多いことです。スピードも交通規制も一切関係のないインドで、慣れないうちに運転をしてしまうと大変なことになります。
もし事故でも起こそうものなら外国人というだけでやじ馬からトラブルに発展してしまうことも。インドに駐在する時は、運転手を付けるのが駐在中に事故に巻き込まれないためにも重要なポイントです。もちろん乗車している時に後部座席にいてもシートベルトを着けるのは必須です。
また、友達の家に遊びに行くショッピングに行く時は車で行きますが、その場で待たせておくのが一般的です。半日や丸一日その場で待たせる人も多く、実際にインドの運転手さんたちもそれを不快に感じる人はいません。仕事などで使う機会が多ければ専属の運転手さんがいる場合もあり、運転だけでなく買い物や子供のお世話などをお願いする人もいるようです。
インドでは左ハンドル?
インドでは日本とまったく同じ左側を車が走り、ハンドルは右ハンドルになります。
この点までは日本とまったく一緒ですが、マナーに関しては、免許書などを携帯していない、車間距離をまったくとらない、道の間に人がいたり、牛がいたり、
いきなり穴があったり、道路に走る線が書いていないところがほとんどです。
信号も新たにできましたが基本的にはゴールチャッカル(迂回用の円形状の合流ポイントとして)という道路で、信号は作らずに減速し合流させたり、
速度を意図的に落とさせるために段差をつくり減速ポイントを作るようにしています。
紫外線の問題
ドライバーがいるため基本的には後部座席に乗ることになります。間違っても前席に乗らないでください。(インドではよくない行為にあたります。もし後部座席が埋まった場合などは、男の人か年配が前列に乗るようにしてください)
後部座席の右にのる、左に乗るで意見が分かれると思いますが女性は左、男性が右がいいといわれています。こちらは好みにもなりますので、あくまで目安として覚えいてください。
ただ紫外線が当たりやすく
なるべく日よけできるよう日が当たってないほうに座ってください、片方だけしみができたり1時間以上座席に座ったままの場合日焼けやしすくなります。
ドライバーはどこまで手伝える?
ドライバーの性格、お給料にもよりますが、運転以外は何にもしないドライバーもいます。
荷物をもってくれたり、子供をあやしてくれたり、ドアを開けてくれたり、近道を考えてくれたり、毎朝ちゃんと窓などを拭いたり清潔に室内をたもってくれたり、
気配りができなおかつ相性がいいドライバーをできるだけ早く見つけられることに重点を置くようにしてください。
インドで免許証を取得するにはどうしたらいいの?
インドで駐在する時に、基本的には自分で運転をすることはないにしても必要な時に免許がないと困ってしまいますよね。
「免許交付所」に行き手続きを行います。正直日本のように丁寧な案内があるのではなく、その場で必要書類を求められることもありますので、事前に確認しておくと、事務所に2度・3度足を運ぶ必要がなくなります。
必要書類(勤務先の証明書)などを用意し健康診断を受け試験を受けると「仮免許」が交付され、それから1か月後に運転技能試験が行われて免許証の交付になります。慣れない場所での運転免許証の交付になりますので、免許の取得時に注意して手続きを行うようにしてくださいね。
大まかな流れは筆記試験leaner’s license
技能試験Driving license この2種類になりお住まいの申請場所に行き筆記試験を受けてください。
事前に用意するものもある為個人できちんと確かめてから申請するようにしてください。
RTOgrugaon
インドの駐在で車を運転する予定がある人は、まずはインドの交通状況や運転マナーがどのようなものなのか知ること、一生聞かないであろう回数の頻度が高い
クラクションなども驚くことがあると思います。事故などの危険性もありますので十分に気を付けて運転&乗車するようにしてください。