インド駐在が決まり、会社の紹介でマンションを借りる仲介業者を紹介してもらった場合、本当にその仲介御者が最適かどうかしっかりと見極める必要があります。
■仲介業者のカーストに注意!
インドの場合、日本でマンションを借りるときのような常識は通用しません。
基本的には家の内見に行き、契約内容の確認を行い家賃や初期費用などの交渉を行います。そのうえで書類を交わして契約し入金するのが流れになりますが。ただし仲介業者によっては契約したはずなのに、途中で別の人に貸してしまった、もともとの金額よりも高い家賃を請求されるなど日本ではありえないようなことが起きる場合もあります。
特に仲介業者のカーストがどのぐらいなのかによって、物件を持っているオーナーさんとの話し合いがスムーズに進むかが決まります。カーストが低いとどれだけ交渉してもマンションが決まらず、苦戦することになったり条件が変わってきます。
ちなみにインドでは住む都市や地域によっても家賃は大幅に変わります。部屋の種類や設備によっても違いますので、まずはインドの物件サイトなどを見て相場の目安を付けたうえで、仲介業者に行くのをおすすめします。
また駐在員は予算が会社によって違います。会社に近い、好条件、オーナーが理解がある人、不動産がちゃんとしているかも考慮してください。
インドでは一人暮らし用の物件が少なく3LDKなどの家族向けの物件が多く、なかには家賃をおさえるためにルームシェアをしている人もいます。また賃貸の物件を決めるときに、前払い家賃や敷金・仲介手数料・清掃費などを含めて、家賃の5か月分程度の初期費用を請求されますので、費用は多めに用意しておきましょう。
また通常の物件では11か月単位の契約が多いので、それ以上になりそうなときは事前にオーナーに相談しておくと安心です。
セキュリティの面は最重視!
インドは日本のように治安がいい国とは言えません。セキュリティ面はできる限り重視するようにしてください。例えば鍵は何本ついているか?警備員の有無や、窓の格子などの設備があるかどうか確認して、できる限りセキュリティの強い物件に住むのをおすすめします。
目安としてインドの物件は家賃に差がありますが、日本円で5万円以下の場合は、セキュリティの面では安心できない物件の場合が多いので注意したほうがいいです。
インドに駐在するときは物件探しはとても重要です。
駐在員は会社が決めてくれたりサポートがありますが、会社を立ち上げたばかりの駐在員は名かな交渉が大変だったり、インドで現地採用として働く女性は会社のサポートはほとんどないため少ない予算で自力でさがさなくてはなりません。
どこに住むのかによっても変わってきますが、現地で買い物をしたり安心した生活ができるようにするためには、ある程度高めの家賃のマンションのほうが安心して生活できるはずです。